アルコール作用
2012/01/11
お酒はとてもおいしく、飲んでいるととても楽しいものですが、その分たちの悪いものでもあります。精神的な依存や体への負担は誰もが知っていることでありますが、なかでも肝臓への負担は深刻なものです。
アルコールによって肝臓に最初におこるのは強い肝細胞の脂肪変性で、脂肪肝といわれる変化であります。
この状態では肝硬変にはなりにくいのですが、一度に大量の飲酒を行った後などに肝細胞の急性の障害、そして繊維の増加が加わり、このような事件をくり返してるうちにゆっくりと肝硬変ができあがってゆくと考えられています。
アルコールによって肝細胞に脂肪変性や壊死が発生するしくみは複雑ですが、今日はっきりしていることは、要するにアルコールは毒であるということです。
身体に吸収されたアルコールを解毒により処理できるのは肝細胞だけであり、そのために肝細胞はアルコールという毒物の作用を一手に引き受け、みずからが標的になっているわけです。
肝硬変は回復の望めない病気です。アルコールは節度を持って控えめに楽しみたいものです。






